自分で針金をわっかにして、それを結婚指輪ですと言ってもいいし、ネジ、ボルト、キャップ、なんでもそのへんにあるものを結婚指輪と位置付けてやってもなんの問題もありません。
どんな素材だろうと、本人たちが価値を認めればいい、自由なのです。
こういうものでないと結婚指輪とは言えないということもありませんし、ひとに既婚者と知らせる目印でもないのですから、好きなものを。スカルの指輪をマリッジリングだと言ってもぜんぜんありなのだと思います。
なにか、みんながこうするからといった通念とでもいうのか、そういうみんなと一緒的な観念が働いてしまいがちですが、どの指にはめたって、結婚指輪は結婚指輪なのです。
プラチナに決まっているわけでもゴールドがいいわけでもありません。シルバーでも真鍮でも銅でもチタンでもステンレスでもいいのです。
ふたりが良ければデザインだっておそろいじゃなくていいのです。
お互いが違うデザインにすることをなんのためらいもなく、自由に選ぶカップルがいます。
なんと自由でお互いを尊重しているのでしょう。
無理におそろい、無理にペアっぽくする必要がどこにあるのかという気持ちになります。